ホームページを制作しようとした時、その費用を調べると、サイトによって価格が大きく異なりますよね。
これは、依頼先やサイトの規模、目的によって作業内容が異なるため、費用にも差が出るからです。
「何によって相場が変わるの?」「どうすれば費用を抑えられる?」などなど、ホームページの作成費用の概要をご案内します。
もくじ
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- ランディングページ(LP)とは?
- ランディングページと通常のホームページの違いとは?
- ランディングページ制作の費用内訳とは?
- ランディングページのメリット、デメリットとは?
- 依頼先による相場の違いとは?
- 費用を抑えたいときのポイントとは?
- ホームページ制作についてのご相談は…
ランディングページとは?
ランディングページ(Landing Page)とは、広告や検索エンジンの結果などを通じて、訪問者が最初にアクセスする特定のウェブページのことです。
通常、特定の商品やサービスを紹介し、訪問者に行動を促すことを目的としています。
◆ランディングページの主な特徴
- 目的が明確
商品購入や資料請求、問い合わせなど、特定のアクションを促すために設計されています。 - 情報がシンプル
訪問者が必要な情報をすぐに理解できるように、短く分かりやすいコンテンツで構成されています。 - CTA(コール・トゥ・アクション)
「購入する」「問い合わせする」など、明確な行動を促すボタンやリンクが配置されており、訪問者が簡単に目的のアクションを行えるように設計されています。 - デザインが集中している
一つのテーマに集中してデザインされ、余計なリンクや情報が少なく、訪問者を迷わせることなく目的に導きます。
◆ランディングページの用途
・広告キャンペーン: 広告からのクリック先として特定の商品やサービスを訴求。
・リード獲得: メールアドレスや個人情報を取得するためのページ。
・セールスページ: 商品やサービスを直接販売するためのページ。
ランディングページと通常のホームページの違いとは?
ランディングページは、マーケティングや広告活動において効果的なツールであり、ターゲット層を明確に定めて、特定の成果(コンバージョン)を上げることを目指します。
- ホームページ: 企業や団体の全体像を紹介し、複数のページにリンクが張られている。
- ランディングページ: 1つの目的に特化しており、訪問者を特定の行動に導くために設計されている。
ランディングページ制作の費用内訳とは?
ランディングページの制作費用は、依頼する内容や目的に応じて異なりますが、以下の内訳が一般的です。
【ランディングページ制作の費用内訳】
費用項目 | 概要 | 費用の目安 |
企画・構成費用 | 目標やターゲットに基づき、構成やコンセプトを立てる費用。 | 5万〜20万円 |
デザイン費用 | ページのビジュアルデザインやUI/UX設計。 | 5万〜30万円 |
コーディング費用 | HTML/CSS/JavaScriptなどを使ったページのコーディング。 | 5万〜20万円 |
コンテンツ作成費用 | テキストや画像、動画などのコンテンツ制作費用。 | 5万〜20万円 |
SEO対策費用 | 検索エンジンに最適化するための施策。 | 3万〜10万円 |
レスポンシブ対応費用 | スマホやタブレット対応のデザインやコーディング。 | 5万〜15万円 |
フォーム設置費用 | お問い合わせフォームや資料請求フォームの実装。 | 3万〜10万円 |
テスト・調整費用 | ページの動作確認やブラウザ・デバイス対応調整。 | 3万〜10万円 |
ディレクション費用 | プロジェクト全体の管理・進行にかかる費用。 | 制作費の10〜20%程度 |
保守・運用サポート費用 | 完成後の更新や保守サポートの費用(オプション)。 | 月額数千円〜数万円 |
内訳のポイント
- 企画・構成費用: 成果を上げるためのしっかりとした戦略設計が求められ、ここでの費用がランディングページ全体の効果に直結します。
- デザイン費用: LPは訪問者の興味を引くため、ビジュアルデザインが非常に重要です。ユニークなデザインやカスタマイズが多いと費用が上がります。
- コーディング費用: コーディングの複雑さや、動的な要素(アニメーションやスライド機能など)によって費用が変動します。
- コンテンツ作成費用: 高品質な文章やプロフェッショナルな画像・動画は費用を押し上げます。
- SEO対策費用: 検索エンジンで上位表示を狙うために、基本的なSEOが含まれることが多いです。
- フォーム設置費用: 顧客情報を取得するためのフォームの種類や機能によって費用が変わります。
一般的なランディングページ制作費の合計の例は以下の通りです。
〇シンプルなページ(テンプレート使用、基礎的な機能のみ): 10万~20万円
〇カスタムデザインページ(中規模、ある程度のカスタマイズあり): 30万~50万円
〇複雑なページ(高度な機能、オリジナル素材多数、A/Bテスト対応): 50万~100万円以上
依頼時には、各要素が明確に見積もられているか確認し、必要な部分にだけ予算をかけることが大切です。
ランディングページのメリット、デメリットとは?
ランディングページは、短期的なキャンペーンやプロモーションにおいて非常に効果的なツールですが、目的に応じた活用が重要です。
特定のターゲットに対して強いメッセージを発信し、コンバージョンを狙う際には非常に有用ですが、情報量やSEOなどの面では制約があるため、これらの特性を理解して使い分けることが求められます。
◆ランディングページのメリット
- コンバージョン率の向上
- LPは特定の行動(商品購入、問い合わせ、資料請求など)を促進するために設計されているため、訪問者が迷わずアクションを起こしやすく、コンバージョン率が高くなります。
- シンプルで直感的なデザイン
- 目的が明確で、シンプルなデザインが多いため、ユーザーが直感的に必要な情報にアクセスでき、迷わず行動に移せます。
- ターゲティングが明確
- 広告キャンペーンや特定のプロモーションに合わせて、ターゲット層に応じたカスタマイズが容易です。訪問者のニーズに合わせたコンテンツを提供することで、効果的な集客が可能です。
- 効果測定が容易
- LPは1ページに絞られており、訪問者がどの部分でアクションを起こしたかを追跡しやすいため、ABテストなどの施策が簡単に実施でき、効果の測定や改善がしやすいです。
- 広告との連動がしやすい
- リスティング広告やSNS広告などと連携させることで、キャンペーンごとにターゲットに最適化されたページを用意でき、広告効果を最大化できます。
- 制作時間が比較的短い
- 通常のホームページに比べ、ランディングページは1ページに焦点を当てたシンプルな構成であるため、制作期間が短縮でき、迅速に公開できます。
◆ランディングページのデメリット
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- 情報量が限られる
- 1つの目的に集中したページ構成のため、幅広い情報を提供するのには不向きです。多くの情報を必要とするユーザーには、やや不十分と感じられることがあります。
- SEOに弱い
- ランディングページは1ページのみで構成されることが多いため、SEO対策の観点からは弱点があることが一般的です。検索エンジンからの自然流入にはあまり適していません。
- 特定の目的にしか使えない
- 汎用性が低く、プロモーションやキャンペーンが終わると使い道がなくなることがあります。特定の目的に限定されるため、長期的な運用には向いていない場合があります。
- 高い専門性が必要
- 効果的なランディングページを作るためには、ターゲットに対する明確な理解、デザインの最適化、コンバージョン率向上のための施策など、高いマーケティングスキルが求められます。
- 継続的な改善が必要
- LPは効果測定が簡単な分、ABテストやユーザー行動分析を基にした継続的な改善が必要です。これにはコストと時間がかかる場合があります。
- 他のページとの連携が弱い
- ランディングページは、通常のサイト構造とは独立した存在として設計されることが多く、企業全体のウェブサイトとの連携が弱くなることがあります。
- 情報量が限られる
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依頼先による相場の違いとは?
各依頼先によって得意分野や費用が異なるため、目的や予算に応じて最適な依頼先を選ぶことが大切です。以下に、代表的な依頼先の選択肢とその特徴を紹介します。
【ランディングページ制作を依頼できる主な依頼先】
業者の種類 | 特徴 | 相場費用 | メリット | デメリット |
ウェブ制作会社 | ホームページやランディングページの専門会社。デザインから開発、運用までを一括で対応。 | 10万〜100万円 | 高品質なデザインや機能が期待でき、専門的な知識が豊富。安心して全体を任せられる。 | 費用が高額になることが多い。プロジェクトの規模により、納期が長くなる場合がある。 |
フリーランスのデザイナー/開発者 | 個人でデザインや開発を行うフリーランス。規模が小さい案件やカスタマイズに対応。 | 5万〜30万円 | コストが比較的安く、柔軟に対応してもらえることが多い。依頼主と直接のコミュニケーションが可能。 | 依頼する内容が複雑だと、納期や品質が不安定になる可能性がある。開発やデザインの範囲が限られることも。 |
マーケティング会社 | 広告やマーケティングキャンペーンと連動したLPの制作を得意とする会社。 | 20万〜100万円 | コンバージョン率を重視したデザインや内容構成に強く、効果的なLPを提供できる。 | 制作コストが高くなることが多い。マーケティング施策に依存したデザインが中心になることがある。 |
SEO/リスティング広告会社 | SEO対策や広告運用を主軸にしている業者が、LP制作も合わせて行う場合がある。 | 20万〜80万円 | SEO対策やリスティング広告に強く、集客や広告効果を最大化させるLPを作成できる。 | デザインの自由度が低い場合がある。主にSEOや広告運用が目的のため、デザインや開発は二次的な要素になることがある。 |
格安LP制作サービス | テンプレートを使った低コストのLP制作を提供する業者。 | 5万〜20万円 | 制作費が安く、短期間で納品が可能。コストパフォーマンスが高く、小規模なプロジェクトに向いている。 | テンプレートを使用するため、デザインや機能が他のサイトと似てしまう可能性が高い。カスタマイズが制限されることが多い。 |
クラウドソーシング | クラウドソーシングサイトを通じて、個人や小規模チームに依頼できる。 | 3万〜20万円 | 低予算で多くの提案から選べる。短期間で制作できることが多く、小回りが利く。 | クオリティにばらつきがあり、十分なサポートやアフターケアが期待できない場合がある。信頼性の低い業者に当たるリスクもある。 |
CMSサービス提供会社 | WordPress、Wix、SquarespaceなどのCMSを提供する業者が、テンプレートを使ったLP作成をサポート。 | 3万〜10万円(テンプレート利用) | テンプレートベースで低コストかつ簡単にランディングページを作成できる。CMSの使い勝手が良く、更新が簡単。 | 自由度が限られるため、カスタマイズ性に欠ける。テンプレートを使用する場合、他サイトと似たデザインになる可能性が高い。 |
◆依頼先の選び方のポイントは?
依頼する業者の選び方によって、ランディングページの品質やコスト、効果が大きく変わります。
制作の目的や予算に合わせて最適な業者を選ぶことが、成功するランディングページのカギとなります。
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- 予算と目的に合わせた選択
- 高品質なデザインや機能が必要な場合はウェブ制作会社やマーケティング会社、コストを抑えたい場合はフリーランスや格安LPサービスが適しています。
- マーケティング重視かデザイン重視か
- 広告やSEO対策に強いLPを作りたい場合は、マーケティング会社やSEO会社を選ぶと効果的です。デザイン性を重視したい場合は、デザインに特化した制作会社やフリーランスが良いでしょう。
- サポート体制とアフターケア
- 制作後の保守や運用も依頼したい場合は、サポート体制の整った業者を選ぶことが大切です。フリーランスやクラウドソーシングは、アフターサポートが限定的なことがあるため注意が必要です。
- 納期の確認
- 大規模な会社は納期が長くなりがちなので、急ぎのプロジェクトであればフリーランスや格安サービスが短納期に対応しやすいです。
- 予算と目的に合わせた選択
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ランディングページ制作費用を抑えるには?
ランディングページ(LP)の制作費用を抑えるためには、依頼先や作業内容を工夫することが重要です。
以下のポイントを押さえることで、コストを効果的に削減することができます。
- テンプレートを活用する
・CMSテンプレートを利用: WordPressやWixなど、テンプレートベースでLPを作成できるCMSサービスを利用すると、デザイン費を大幅に削減できます。これにより、オリジナルデザインよりもコストを抑えつつ、必要な機能を持ったページを短期間で作成可能です。
・低コストのLP制作サービス: 格安LP制作サービスでは、既存のテンプレートを使って迅速かつ安価にLPを作成できます。特に、特定のデザインにこだわらない場合に有効です。
- フリーランスやクラウドソーシングを活用する
・フリーランスの利用: ウェブ制作会社よりも安価にサービスを提供するフリーランスに依頼することで、コストを抑えられます。特に、シンプルなデザインや機能を求めている場合は、フリーランスのデザイナーや開発者が適しています。
・クラウドソーシングを利用: クラウドソーシングサイトを通じて多くの提案を集め、競争原理を活かして費用を抑えつつ、自分に合った業者を選べます。
- 必要な機能とコンテンツに絞る
・最低限の機能に限定: フォーム設置やCTA(コール・トゥ・アクション)など、LPの目的に応じて必要最小限の機能を取り入れることで、コストを抑えます。複雑な機能やアニメーションは控え、シンプルな構成にすることがポイントです。
・自分でコンテンツを作成: コピーライティングや基本的な画像素材は自分で用意することで、コンテンツ作成費用を削減できます。プロに頼むのは、デザインや技術が必要な部分だけに絞ると良いでしょう。
- シンプルなデザインにする
・高度なデザインを求めると費用がかさむため、シンプルで使いやすいデザインに絞ることでコストを抑えられます。ビジュアルに凝りすぎず、ユーザーの目的達成を重視したデザインを選択しましょう。
- 小規模なマーケティングやSEO対策にする
・広範なSEO対策や高額なマーケティング施策は費用が増える原因です。特に広告や短期的なキャンペーンに使用するLPの場合、必要最小限のSEO対策やマーケティング戦略にとどめ、リスティング広告と連携するだけでも十分な効果が得られる場合があります。
- 保守・運用を自分で管理
・長期的な保守や運用サポートは高額になることがあるため、基本的な更新作業は自分で行うことで維持費を削減できます。CMSを使用していれば、簡単な更新や修正は自分でも可能です。
- ディレクション費用を抑える
・プロジェクト進行管理やディレクションにかかる費用は、業者や規模により変動します。自分で進行管理を行う、または連絡の頻度を最小限にすることでディレクション費を抑えられます。
8. 補助金・助成金を活用する
・補助金・助成金とは国や地方自治体からビジネスを成長させるための費用の一部を支援してもらえる公的な制度です。費用を抑えてサイトを作れる点は大きなメリットではありますが、支援を受けるには公的機関へ補助金申請をして承認を受けなればならないためよく調べておく必要があります。
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